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アロマテラピーで治療

「適応障害」とは原因となる「ストレス」と本人が持っている「ストレスへの耐性」が低いために心身のバランスが崩れて起こる「ストレス性疾患」の一つです。
この「適応障害」の治療は、主に「ストレス」を本人から遠ざける環境を整えたり、本人にかかる負担を減らします。
それと同時に「ストレスへの耐性」を向上させる「カウンセリング」等の精神面の治療も行います。

これらの理由から、まず「適応障害」という「ストレス」が原因で発症する病気の治療としては、第一に「ストレス」から遠ざかって心身の「休養」を取ることが大事なのです。
それから病院で行われる「カウンセリング」や「投薬療法」等の治療だけでなく、自分から症状を緩和するのも良いことです。
その方法の一つとして「アロマテラピー」をオススメします。

「アロマテラピー」とは植物から取り出した「精油」と呼ばれる香りの元を使用します。
この「精油」からの「香り」を嗅ぐと脳に「香り」が持っている効能が伝達されて、脳から「精油」の「香り」に対して様々な物質が出されて気分が良くなったりします。
テレビなどで目にする事が多い「アロマポット」等でよく使われる「ラベンダー」の「精油」はリラックス効果あるとされています。

その「ラベンダー」の「精油」を例にして更に「アロマテラピー」について詳しい説明をしようと思います。
先にも書きましたが「アロマテラピー」とは「精油」の「香り」を嗅ぐことで脳が刺激を受けて様々な物質を出します。
「ラベンダー」の場合だと、脳下垂体という部分から「セロトニン」という物質が出ます。
この「セロトニン」という物質は神経を落ち着かせる効果あるので、体が自然とリラックスできるのです。

「精油」を吸入することで心身に様々な働きかけていく療法が「アロマテラピー」なのです。
この療法は「適応障害」際に起こる「情緒的症状」である「抑うつ感」や「不安感」等を解消するのにオススメ。
他にも「ストレス」の負担を軽くするのに使われる事が多い「精油」は「ラベンダー」を筆頭に「ネロリ」・「ローズウッド」・「スイートマジョラム」・「ローマンカモミール」等があります。
「アロマ」を扱っている店では、購入前に「香り」を確かめられる試供品を置いてある所が多いので、そこで好みの香りを選ぶと良いでしょう。
この「精油」は「アロマポット」だけでなく、お風呂にも一滴か二滴ほど垂らしてゆっくりと香りを楽しむのも効果的です。